家が建てやすいと言われる四角い土地、高低差がなく平坦な土地、南側に道路がある土地は、高額で予算オーバーになりがち。でも、大丈夫です。条件が悪く、敬遠される土地でも、設計の工夫次第でプラス要素になります。建築家と一緒にお買い得な土地を探して、理想の住まいを手に入れましょう。

  • 変形の土地
  • 高低差のある土地
  • 変形の土地
  • 南北に細長い変形地の解決例です。細い土地の北側は光も入らず暗い空間になりがちですが、中庭を作ることで建物の奥まで風通しをよくし、光を届けました。近隣からの視線を遮った中庭は完全なプライベート空間で、より一層空間の広がりを感じます。

  • 細長い土地の場合、道路への接道も小さいのですが、工夫次第で問題は解決できます。奥に続く、小さな通路のような部分の先に玄関を設置。幅3mあれば居室を作ることも可能です。秘密基地のようで子供室には最適かもしれません。

  • 高低差のある土地の解決例です。土地の真中に高低差があってもそれを利用して床の高さを変えるスキップフロアを作って、空間にメリハリを付けることができます。

  • スキップフロアを利用して高い天井を作ることができ、実際の空間より大きな広がりを感じることができます。またこの天井の高さは暖炉の煙突設置にも最適です。

  • 北側道路の土地の解決例です。条件の悪いと言われる、北側道路で西、南、東を隣地で囲まれていている土地でも、中庭・吹抜け・トップライトを用いることで、1階に明るいLDKを作ることが可能です。

  • 北側道路で、他の三方を隣地で囲まれている土地の場合、大きな開口を北側の道路に面して設けることで、夏に暑すぎる日差しを受けることもなく、安定した明るい空間を作れます。